女性も働きやすい? 証券会社の営業職
女性が働きやすい証券会社の営業職の条件には以下が挙げられます。
ワークライフバランスが取りやすい
ワークライフバランスは、仕事とプライベートな生活の調和です。
残念ながら、証券会社にはノルマや残業といったブラックなエピソードが目立っています。
しかし、「証券会社はブラック企業!?ホワイト企業を見極める方法を徹底解説」
(https://hirota-sec-recruit.com/blog/black_white_company/)で紹介したように、ホワイトな証券会社も多いのです。
職場環境や福利厚生によっては仕事と子育ての両立もできます。
ライフステージに寄り添う制度
ライフステージとは、結婚や出産など、人生を節目ごとに区分した段階です。
女性は出産や子育てを中心に、ライフステージによって環境に大きな変化が訪れます。
近年は夫婦共働きが一般的となりました。
総務省によれば、夫婦共働き世帯の割合は年々増加中で、2020年の国勢調査では69.4%の家庭が共働きと回答しました。(参照 令和2年国勢調査 ライフステージでみる日本の人口・世帯「2-7 結婚 -結婚、共働きの状況は?-」https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/lifestage11.pdf)
産休や育休の取得のしやすさを筆頭に、女性にしっかりと寄り添った制度があると安心です。
キャリアアップ層の充実
キャリアアップ層とは、社会人としてのキャリアアップが望める、キャリア形成の時期です。
子供を望む女性の多くは、この層で結婚や妊娠、出産や子育てのライフステージを迎えます。
この層が厚いと、先輩への相談やアドバイスをもらうことも可能です。
証券会社では女性目線の営業が同性の顧客の獲得に繋がる利点もあります。
ライフステージの変化による経験が、キャリアを彩ることも多々あるのです。
また、証券業界全体で女性のキャリアサポートも見逃せません。
日本証券業協会では、仕事も家庭も両立しながら充実した人生を送れるよう、各種制度の充実を含め、さまざまなサポート体制の整備を進めています。
日本証券業協会の女性総合職の平均勤続年数は12.7年(2020年12月末現在)と長く、2016年~2020年の5年間で育休・産休から復職した女性職員の割合は92.3%と高い割合です。
(参照 日本証券業協会「女性の活躍」https://www.jsda.or.jp/about/recruit/fresher/job/women.html)
次章は、働きやすい証券会社の見分け方について紹介します。