安定した企業とは
安定した企業とは、企業組織と働き方の両方がしっかりと整備されている企業です。
大手企業や有名企業が必ずしも、安定した企業というわけではありません。
安定した企業の特徴と見極め方を見ていきましょう。
特徴
経営が安定している
安定した企業は、売上や利益が、継続的に安定しています。
また、自己資本比率(総資本における自己資本の割合:返済の必要がない)が高く、負債比率(総資本における負債の割合:返済の必要がある)が低いので、財務状況が健全です。
さらに、社会の変化に適応できる柔軟性があることも重要なポイントです。
尚、明確なビジョンを掲げ、今後の方向性が明確に示されていることも、経営の安定性に貢献しています。
競争力がある
安定した企業には、強いブランド力や独自の技術などのコアコンピタンス(他社と差別化できる、持続可能な強み)があります。
また、安定した顧客基盤があり、顧客との信頼関係がしっかりと築かれていることが大切です。
働き方が安定している
安定した企業は、社員の定着率が高いです。
また、福利厚生が充実していて働きやすく、ワークライフバランスが取りやすい特徴があります。
尚、多くの安定した企業が人材育成に力を入れており、成長できる環境です。
さらに、挑戦できる企業文化があり、挑戦をフォローする社風もあります。
安定した企業では、安心して働くことができるのです。
見極め方
安定した企業を見極めるには、下記の3つの方法があります。
・企業サイトで財務状況を確認する
・採用サイトで働き方を確認する
・会社説明会やインターンシップに参加する
特に採用サイトでの情報収集は大切です。
詳しい仕事内容や社員インタビューなどの、入社後の自分がイメージできるコンテンツを閲覧することで、ミスマッチも防げます。
尚、安定した企業にはホワイト企業が多いです。
ホワイト企業の特徴については「証券会社はブラック企業!?ホワイト企業を見極める方法を徹底解説」(https://hirota-sec-recruit.com/blog/black_white_company/)で紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。
次章は、安定した老舗企業、広田証券の紹介です。